日本の新しい歯科医療のあり方
こんにちは。「新日本歯科」医院長の野上 以織(のがみ いおり)と申します。
代々歯科医師の家系に生まれ、私で四代目となります。このたび、長らく地域の皆さんに愛されてきた「のがみ歯科」を受け継ぎ、「新日本歯科」として気持ちも新たにリニューアルオープンいたしました。
恩師であるEPSDCの宮下裕志先生、宮下順子先生から学んだ北欧(スウェーデン)式の「繰り返さない治療」「病気の根本的な原因追及と改善」という歯科治療をぜひ皆さんにご提供していきたいと思っております。
以前、日本の歯科医療制度に様々な問題点を感じていた私は、それを改めて見つめ直すために、世界中を旅しながら、各国でさまざまな医療制度や治療の概念に触れてまいりました。
もはや打開策の見えない現状を諦め、歯科医師を辞めようか、いっそのこと日本なんて見捨てて海外へ移ろうとさえ思い詰めていました。しかしこの旅で様々な国や民族と接する中、戦火や革命、貧困から逃げ惑う人々と出会い、自分のやるべきことが見えたのです。「逃げ続けていたらいつまでも状況は良くならない。自分さえ良ければ良いという考えではいつまでも国は変わらない。先祖代々多くの人々がこの日本という国を守ってきたように、自分も踏みとどまり、堪え、立ち向かわねばならない」。
自分のことだけを考えるのではなく、一緒に働く仲間のことだけでもなく、地元早稲田のことだけでもなく、さらには日本のことだけでもない。いつかは国を超えてアジア全体のために、より良い歯科医療をこの日本から発信する。売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい仕事、つまり「三方よし」を実現していきたいという願い・夢を込めて。
今日も全力で患者さんに向き合ってまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。